先日は夜驚症の原因と予防法を少し書きました。 今回は夜驚症に似た症状との違いです。
夜驚症に似た症状に悪夢障害があります。
悪夢障害とは、 強い不安や恐怖を伴った夢を頻繁に見る、睡眠障害です。 6~10歳頃が悪夢を見やすいと、言われています。
夜驚症と悪夢障害はよく似ている点 寝ているときに激しい不安や恐怖を感じ、睡眠に影響が出る。 この点は非常に似ていますね!
夜驚症と悪夢障害の違い
夜驚症は・・・ 夜眠っている時に突然起き上がり、極度のパニックを起こす。 パニック時に話しかけても、無反応。起きた時には覚えていない。
悪夢障害は・・・ 絶叫や体動はあまりなく、目覚めと同時にはっきりと意識が戻ります。 自分が見た嫌な夢をこと細かく話せるほど覚えています。
というように違いははっきりしているので もし、お子さんが睡眠障害を発症しているなら 上記の特徴を理解して判断してください。
悪夢障害の対処法
悪夢障害は自然に消滅しにくいです。 もしご自身のお子さんが悪夢障害かも?と感じたら、 小児科やカウンセリングなど相談してみることをお勧めします。
悪夢障害と夜驚症との違いや対処法はご理解いただけたでしょうか?
次回はもう1つ似た症状があるのでそちらのご案内をします。
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